17,980円。有料WordPressテーマ「Diver」の値段です。
Webライターを目指してブログを作ろうとすると、たぶん最初の週にこの手の数字とぶつかります。テーマ選びを調べ始めると「稼ぐなら有料テーマ」という記事が山ほど出てきて、まだ1円も稼いでいないのに2万円弱の出費を迫られている気分になるんですよね。
先に僕の答えを置いておきます。基本は無料テーマでいい。それでもどうしても買いたいなら、Diverを選んでおけば失敗しない。この2つです。順番に理由を書きます。
このブログ自体が、無料テーマのCocoonで動いています
机上の話ではありません。いま読んでいるこのブログが、無料テーマのCocoonで動いています。

この記事が出る日で、公開した記事は60本になります。目次も、記事の下に出てくる関連記事のカードも、収益リンクの管理も、月収シミュレーターのような自作ツールのページも、全部Cocoonの標準機能の上に乗っています。運営を始めてから今日まで、「テーマが無料だから」という理由で止まった作業は一度もありません。
検索順位も同じです。このサイトはまだ表示され始めたばかりの弱いサイトですが、Googleの管理画面で毎週数字を見ていて、順位の壁になっているのは記事の中身と運営歴で、テーマではない。これは断言できます。無料テーマだから評価されない、ということは起きていません。
それと、Webライター視点でもうひとつ。ブログをポートフォリオとして出したとき、クライアントが見るのは記事です。デザインを褒められて受注が決まった、という話は聞いたことがありません。ブログをやるべき理由の記事にも書きましたが、見た目は無料テーマのままで、時間は記事に使ってください。
「有料テーマなら稼げる」は、順番が逆
有料テーマを勧める記事の多くは、テーマを売ると紹介料が入る仕組みで書かれています。だから「初心者こそ有料」という結論になりやすい。ここは差し引いて読んでいいところです。
有料テーマが効いてくるのは、記事が増えて、装飾やサイト設計を細かく作り込みたくなってからです。まだ客の来ていない店の内装に先にお金をかけても、来る客は増えません。テーマ代は、文章力を1円ぶんも上げてくれない。ここが一番大事なところだったりします。

目安をひとつだけ。記事を10本書き終えるまでは、テーマにお金を使わない。10本書けた人は続く人なので、そのときに改めて考えれば十分です。
最初の2万円は、テーマではなく
10本分の時間に使う。
それでも買うならDiver。仕事で触っていて分かったこと
ここからは「それでも買いたい」人向けです。
僕は仕事で預かっているサイトでDiverを触っています。それで分かったことを、良い面も不便な面もそのまま書きます。
いちばん強いのはサポートです。メールサポートが無期限・無制限で、公式ページには「CSSやHTMLを教えて欲しいという相談も受け付ける」とまで書いてあります。テーマの使い方を検索して回る時間を考えると、初心者ほどここの価値が大きい。買い切りの製品でサポートに期限を切らないのは、正直めずらしいです。
もうひとつ、1回買えば自分のサイトなら複数で使い回せます。2つ目、3つ目とサイトを増やす人なら、1サイトあたりの負担は下がっていきます。
不便な面も書いておきます。実際に触っていて手が止まったのは、テーマ設定にフォントを変える項目がなかったこと。フォントを替えたければ自分でCSSを書くことになります。あとは、アイキャッチ画像が本文に表示されなくて設定を探し回ったこともありました。投稿設定の中にスイッチがあるのですが、初期状態では気づきにくい場所です。高機能なぶん、設定画面のどこに何があるかを覚えるまでに少し時間がかかる。そういうテーマです。
値段は販売価格17,980円(税込)。この記事を書くために公式ページを開いた2026年9月25日の時点では、セールで12,980円の表示になっていました。いつまでかは書かれていないので、買う人は自分のタイミングの価格を見てください。
先に言っておくと、この下のボタンはアフィリエイトリンクです。ここから買われると、僕に紹介料が入ります。さっき「差し引いて読んでいい」と書いた仕組みそのものなので、この記事も同じように差し引いて読んでください。無料で困っていない人に買わせたいとは思っていません。
分かれ目はここ
整理すると、こうなります。
まだ記事が10本ない人、ブログにかけられるお金が心細い人は、Cocoonで始めてください。困りません。困り始めたときがテーマの替えどきで、そのときはDiverが候補の筆頭です。
逆に、最初からサイトを複数育てるつもりの人や、分からないことを人に聞ける窓口にお金を払いたい人は、最初からDiverでいいと思います。無期限サポートは、時間をお金で買う道具として理にかなっています。
Diverを買う前に、この4つを数えてみてください
- 記事を10本、書き終えている
- Cocoonで「できない」ことに、実際にぶつかった
- サイトを2つ以上育てる予定がある
- 分からないことをメールで聞ける窓口に、お金を払う価値を感じる
2つ以上当てはまったら検討していい、というのが僕の目安です。サポートとライセンスの内容はDiver公式サイトの記載によります(2026年9月25日確認)。
僕自身はどうかというと、このブログをDiverに替える予定はいまのところありません。Cocoonで困っていないからです。困っていないのに替える理由は、ないですよね。
次の一歩はひとつだけ。テーマ選びを今日で終わりにして、1本目の記事を書き始めてください。ブログを何のために作るのかはWebライターはブログを書くべき?で書いています。
この記事で確認したページ
Diver公式サイト(販売価格・セール表示・メールサポート・複数サイトでの利用)2026年9月25日確認
Cocoon公式サイト(無料テーマであること)2026年9月27日確認


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