「AIで誰でも月30万」「スマホでコピペするだけ」。SNSで、この手の広告を見ない日はないですよね。
僕はAIでこのブログを運営して、収益化を目指している当事者です。先に言うと、9月にAIと一緒に記事を作って27本を公開した結果、収益は0円でした。「誰でもすぐ稼げる」が本当でないことは、自分の管理画面で知っています。だから、怪しい話の見分け方は、数字で書けます。
「月30万円」を、単価で割ってみる
広告の数字は、割り算をすると正体が見えます。
9月23日に、クラウドワークスで「記事作成」の募集を数えました。1本あたりの報酬の真ん中は2,250円です。この単価で月30万円に届くには、月に134本。毎日4本以上を、休みなしで書き続ける計算になります。
AIを使えば下書きは速くなります。それでも、事実を確かめて仕上げる時間は消えません。このブログは9月に27本を公開して、収益は0円でした。「コピペだけで月30万」は、単価と本数のどちらかが現実と合っていません。
本当にそんな方法があるなら、
他人に売らずに自分でやっている。
相談の件数と、よくある流れ
被害がどれくらい起きているのかも調べました。国民生活センターが公開している「情報商材」の相談件数です。副業や投資で稼ぐノウハウとして売られている商品のことを、情報商材と呼びます。
数字は減っているんですよね。ただ、それでも年に2千件を超える相談がありました。
同じページの相談事例を読むと、流れはだいたい決まっていました。SNSの広告から事業者に接触して、Web会議で勧誘され、サポート契約やコンサル契約を結んでしまう。入口の教材が数千円でも、本当の請求はそのあとに来ます。
お金を払う前に、確かめること
怪しい話には、決まった型があります。
お金を払う前に、確かめる5つ
- 稼いだ証拠が、収益画面のスクショだけではないか
- 「今だけ」「残り3名」と急かされていないか
- 無料のLINE登録の先に、高額な講座やコンサルが待っていないか
- やり方の中身を「買えば分かる」で隠していないか
- 「誰でも」「絶対」「確実」と言い切っていないか
1つでも当てはまったら、払う前に消費者ホットライン188に相談してください。
とくに3つめです。入口が無料なのは、出口で回収するつもりだから、ということがよくあります。
本物のAI副業は、地味で遅い
本物は、AIで下書きを作って、人が事実を確かめて仕上げる仕事です。作業の半分は確認だったりします。
このブログでも、9月27日に公開を控えた記事を見直したら、16本が929〜1,419字の薄い下書きのままでした。AIに任せたままでは、人に読んでもらえる形にはなりません。1本ずつ調べ直して、書き直しています。
すぐには稼げません。自分のブログなら数ヶ月は見ておく必要がありますし、案件を受けるにしても、最初は実績を作る時間がかかります。そのかわり、AIの使い方や書く力、検索で読まれる仕組みの知識は、次の仕事にも持っていけます。
お金を払わずに始める
AI副業を始めるのに、高額な教材はいりません。AIは無料の枠で十分に練習できます。仕事は、個人のDMで来る話ではなく、運営がトラブルに対応してくれる大手のサービスで探してください。クラウドソーシングもココナラも、登録は無料です。
具体的な手順はAIライティングのやり方5ステップに、同じ9月の数字を使った稼げる金額の目安はAIライティング副業の記事にまとめています。まずは無料のAIで、1本書いてみるところからです。
この記事で数えたもの・確認したページ
国民生活センター「情報商材」の相談件数と相談事例(2026年9月22日確認)
クラウドワークス「記事作成」の一覧で数えた、1本あたりの報酬49件(2026年9月23日)
このブログの2026年9月の収益と公開本数
仕事探しは「運営がいる場所」で
ココナラは大手のスキルマーケットです。案件のやり取りが運営の仕組みの上で行われるので、個人間の怪しい取引より格段に安全です。登録は無料です。
無料登録はこちら(ココナラ公式)



コメント