AIに文章を校正させると、誤字脱字チェックのつもりが「勝手に文章を書き換えられて、確認し直しになった」これ、本当によく起きるんですよね。原因はプロンプト(指示文)にあります。
当サイトは記事作成にAIをフル活用していて、公開前の校正も毎回AIと分業しています。この記事では、実際に毎日使っている校正プロンプトを、失敗パターンの対策込みでそのまま載せます。昨日もこのプロンプトで公開前の記事を直したばかりです。実用品を公開します。
校正プロンプトの大原則:「直す範囲」を必ず指定する
AI校正が暴走する原因は一つで、範囲を指定しないことです。「校正して」とだけ頼むと、AIは文体も構成も「良かれと思って」書き換えます。次の一文を必ず入れてください。
「直すのは誤字脱字・文法ミス・重複表現のみ。内容・構成・文体は変えないでください」
これだけで、勝手な書き換えはかなり減ります。
校正を頼むときは、
直していい範囲を先に書く。
コピペで使える校正プロンプト5種
1. 基本の誤字脱字チェック
以下の文章を校正してください。直すのは誤字脱字・文法ミス・重複表現のみ。内容・構成・文体は変えないでください。修正箇所は「修正前→修正後」の一覧でも示してください。文章:【本文を貼る】
一覧を出させるのがポイントです。どこを直されたか分からないまま差し替えるのは危険です。
2. 読みやすさチェック
以下の文章で、一文が長すぎる箇所と、回りくどい言い回しを指摘してください。書き換え案も添えてください。ただし本文の書き換えはせず、指摘リストだけを出してください。文章:【本文】
3. 表記ゆれチェック
以下の文章の表記ゆれ(例:「Web」と「ウェブ」、「下さい」と「ください」)をリストアップしてください。文章:【本文】
4. 事実確認リストの作成
以下の文章から、事実確認が必要な箇所(数字・固有名詞・料金・日付・手順)をリストアップしてください。文章:【本文】
AIは事実確認そのものはできませんが、「疑うべき場所」を挙げさせると人間のチェックが速くなります。
5. 読者目線チェック
あなたは【読者像】です。以下の文章を読んで、分かりにくかった箇所と、疑問が残った点を率直に挙げてください。文章:【本文】
このサイトの見直しで見つかった誤字
9月27日に、このサイトの公開中と予約中の記事を見直しました。誤字が3か所見つかっています。
3つとも、文章としては読めてしまう誤字でした。「毎朕7時」は変換ミスで、読み返しても目が滑ります。「AIと一緒30本」は助詞が1つ抜けているだけ。「満たしてこと」も、意味は通じてしまうんですよね。
こういう誤字こそ、1つめの誤字脱字チェックの出番です。修正箇所を一覧で出させれば、どこを直したかも自分で確かめられたりします。
校正AIとの付き合い方の注意点
AIの指摘が、いつも正しいとは限りません。とくに固有名詞や専門用語は、正しい表記をAIが知らないことがあります。誤字脱字と読みやすさを同時に頼むと、どちらも中途半端になりがちなので、1回に1つの目的で頼んでください。そして最後は、自分で声に出して読むのがいちばん確実です。
校正を頼む前に、確かめる3つ
- 直していい範囲(誤字脱字・文法・重複だけ)を書いたか
- 修正した箇所を、一覧で出させたか
- 1回に頼む目的を、1つにしたか
最後は、声に出して読んで確かめてください。
- 校正プロンプトの命は「直す範囲の指定」。これがないと文章を書き換えられる
- 誤字脱字・読みやすさ・表記ゆれ・事実確認・読者目線の5種を使い分ける
- AIは指摘役、決定は人間。仕上げの音読は省かない
校正は文章仕事の中でもAIとの相性が特に良い工程です。今日の1記事から、まず基本の誤字脱字チェックを試してみてください。
この記事で数えたもの・確認したページ
このサイトの公開中と予約中の記事の見直し(2026年9月27日)



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