Catchy(キャッチー)は、ChatGPTを使った国産のAIライティングツールです。公式サイトによると会員数は9万人を超えていて、生成ツールは100種類以上あります。
ただ、「AIライティングツール」とひとくくりにすると、何に向いた道具なのかが見えにくくなります。そこでこの記事では、使った感想ではなく、公式サイトに載っている数字だけで判断してみます。確認したのは2026年9月27日です。
公式サイトのデモを数えると、ブログ記事は0本だった
Catchyのトップページには、デモが1つ載っています。ビジネスマッチングサービスの説明文を1つ入れて、何が出てくるかを並べた例です。
出てきた文章は35種類。これを1つずつ数えて、中身で4つに分けました。
いちばん多いのは、サービスのミッションやターゲットの課題を短く言葉にしたもので17種類。次が、Facebook広告のタイトルやLP用のキャッチコピーといった広告の文章で10種類。AIDAやPASといった、マーケティングの型に沿った文章が6種類です。
ブログの記事にあたるものは、1つもありませんでした。
もちろん、Catchyで記事が書けないわけではないんですよね。トップページで紹介されている9つの生成ツールには「記事作成」が入っていますし、「記事の作成サポート」という機能の説明もあります。ただ、公式がいちばん見せたいのは記事ではなく、1つの説明文から、広告やコピーを何十通りも出せることの方だと読めます。
料金表を読むと、分かれ目は月1,700円
料金プランは4つです。
無料のFreeは、毎月10クレジットがもらえて、プロジェクトは1つまで。クレジットカードの登録はいりません。有料のStarterは、100クレジットで月3,000円、200クレジットで5,700円、300クレジットで8,100円。Proは月9,800円で、使い放題になります。企業向けのEnterpriseは、料金が問い合わせです。
1クレジットあたりに直すと、Starterは100クレジットで30円、200で28.5円、300で27円。まとめて買うほど少しずつ安くなります。
気になるのは、300クレジットとProの差です。月1,700円しか違わないんですよね。9,800円を27円で割ると、およそ363クレジット。それ以上使うなら、Proにした方が安いという計算になります。
ひとつ注意があります。料金表のページには、1回の生成で何クレジット使うかが書かれていませんでした。ここが分からないと、100クレジットで何回生成できるのかが決まりません。有料プランを選ぶ前に、無料の10クレジットで実際の減り方を見ておくのが確実です。
Webライターなら、どこで使うか
デモの中身から考えると、Webライターの仕事でCatchyが合いそうなのは、短い文章を何案も出したい場面です。
記事のタイトル案、見出しの言い換え、導入の最初の一文、記事を告知するSNSの文章。どれも、1本に決めるより、何案か並べて選んだ方がいい文章ですよね。
反対に、数千字の本文を1本通しで書かせたいなら、ChatGPTのような汎用のAIの方が向いています。本文作りに使えるツールはAIライティングツール比較で並べました。AIを仕事のどこに入れるかは、WebライターのAI活用法で書いています。
有料プランに進む前に、無料の10クレジットで確かめること
- 自分の記事のタイトル案を出させて、そのまま使える案が1つでも混じるか
- 1回の生成で、クレジットがいくつ減るか
- 1ヶ月に何回くらい生成しそうか
3つめの回数が、クレジット換算で約360を超えそうならPro、それより少なければStarterの方が安く済みます。
向いている人・向いていない人
ここまでの数字から、向き不向きを分けるとこうなります。
- 向いている人: タイトルや広告コピーを、たくさんの案から選びたい人
- 向いている人: ミッションや商品説明のような、短い言葉にまとめる作業が多い人
- 向いていない人: 長い記事の本文を、1本丸ごとAIに書かせたい人
- 向いていない人: 使う回数が月に数回で、無料の範囲で足りる人
Catchyは記事を書く道具というより、
最初の一言を選ぶための道具。
まずは無料プランで、自分の次の記事のタイトル案を出させてみてください。そのまま使える案が出てくるかどうかで、有料に進むかどうかはだいたい決まります。
この記事で数えたもの・確認したページ
Catchy公式サイトのトップページ(料金プラン、生成ツールの一覧、デモ出力。2026年9月27日確認)
デモ出力の35種類は、表示されていた項目名を1つずつ数えて4つに分けたもの
この記事には、Catchyの紹介リンクが含まれています。
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