65%でした。
クラウドワークスの「ライター」案件を55件数えたら、そのうち36件は応募がゼロだったという意味です。2026年9月22日に自分で数えました。
評判を調べると「稼げない」「倍率が高すぎる」という話と、「未経験でも始められた」という話が両方出てきます。どちらも本当でした。ただ、両方が同じ場所で起きている理由までは、あまり書かれていません。
数えてみたら、そこがはっきりしました。
応募が集まっているのは、ごく一部の案件だけ
数えたのは、募集枠に対して何人応募しているかが表示されている案件です。55件ありました。
応募ゼロが36件。全体の65%です。平均応募数は2.9人でした。
募集枠20人に対して応募1人、という案件もありました。枠が余っています。
「ライバルが多すぎて通らない」という評判からは、かなり遠い景色です。
それでも激戦と言われるのは、目立つ場所に人が集まるから
同じ一覧の中に、こういう案件がありました。募集枠5人に対して、応募765人。倍率153倍です。
この案件には特徴が2つありました。一覧の上部に出る広告枠だったこと。そしてタイトルに「未経験OK」と書かれていたことです。
最初に目に入って、いちばん入りやすそうに見える案件。そこに全員が並びます。
初めてクラウドワークスを開いた人は、上から順に見ます。だから体感としては「どれも倍率が高い」になる。でも実際には、少し下までスクロールした先に応募ゼロの案件が並んでいるんですよね。
評判が割れる理由はここだと思っています。見ている場所が違うだけで、どちらも嘘をついていないんですよね。
倍率を決めているのは案件ではなく、
一覧のどこを見ているか。
悪い評判は、だいたい単価の話に行き着く
よく見かける不満は3つです。単価が安い、手数料が引かれる、応募しても返事が来ない。
単価が安いのは事実でした。同じ日に文字単価が書かれた案件を31件数えたところ、いちばん安いのが0.4円、真ん中が1.5円。3,000文字書いて1,200円という案件が実在します。
ただ、同じ一覧に2.5円の案件も4件ありました。いちばん高いものは33.3円です。
安い案件だけを見て「稼げない」と結論を出すか、高い案件に応募できる状態まで自分を持っていくか。分かれ目はそこにあります。
手数料については、クラウドワークスの手数料は高すぎるのかで別に書いています。
良い評判の中身は、地味なところにある
逆に評価されている点も3つあります。
ひとつは、実績ゼロでも応募できること。これは他のどんな方法より敷居が低いです。ふたつめは、報酬の受け渡しが仲介されること。相手が払わない、という事故が起きにくい仕組みになっています。
3つめが地味ですが大きくて、仕事の相場が見えることです。

登録は無料なので、応募しなくても一覧を眺めるだけで単価の感覚がつかめます。この感覚があるかないかで、怪しい商材に引っかかる確率がだいぶ変わったりします。
向いているのは「実績を買いに行く人」
ここまでを踏まえた結論です。
クラウドワークスは、実績がゼロの時期に評価と経験を買いに行く場所としては、かなり優秀です。単価が安いのは事実ですが、最初の3件をやり切ればプロフィールに書けるものが手に入ります。
逆に、すでに実績がある人が居続ける場所ではありません。単価の上限が見えているので、継続契約や直接取引に移った方が早いです。
使い倒して、卒業する。そういう道具だと思って使うのが、いちばん噛み合ったりします。
ハズレを避けるなら、絞り込みを先に使う
評判が悪くなる原因の多くは、案件の選び方にあります。ここは検索画面の設定だけで、かなり避けられます。
クラウドワークスの絞り込みには、使っておいた方がいい項目が3つあります。
ひとつは本人確認済み。発注者が身元を出しているかどうかです。ふたつめが認定クライアントで、支払い実績などの条件を満たした発注者だけに付きます。みっつめが契約金額(目安)が分かるで、これを入れると報酬を明示していない案件が消えます。
この3つを最初から入れておくと、一覧に残る件数はぐっと減ります。減った方がいいんです。
一覧を開いたら、最初に入れておく絞り込み3つ
- 本人確認済み
- 認定クライアント
- 契約金額(目安)が分かる
項目名は2026年9月22日時点の画面の表記です。件数は減りますが、残った方で探す方が早いです。
報酬を書かずに「詳細はご相談」とだけ書いてある案件は、応募してから条件を聞くことになります。時間がかかるわりに、だいたい安い。
「応募しても返事が来ない」という評判も、ここを絞るだけで体感が変わります。返事をしない発注者は、そもそも認定クライアントになっていないことが多いからです。
数える前と後で、印象が変わった
正直に書くと、数える前は「倍率が高くて通らない場所」だと思っていました。765人の案件を見たときは、やっぱりそうかと感じたくらいです。
その後に55件を数えて、36件が応募ゼロだと分かりました。
評判は、見た範囲の話にしかなりません。自分で数えるまで、僕も上の方しか見ていませんでした。
この記事で数えたもの・確認したページ
クラウドワークスの「ライター」案件のうち、応募数が表示されていた55件(2026年9月22日)
同じ日に文字単価が書かれていた案件31件



コメント